差別反対に率先した大坂なおみ、スポーツ界で最も輝いたスターに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.28 08:49
米国経済専門誌フォーブスが今年のテニス全米オープン女子シングルスで優勝した大坂なおみ(23、日本)を「2020今年のスポーツ人物」に選定した。フォーブスは27日、「大坂は今年、世界ランキングが一時10位まで下がったが、女子選手のうち最も高い収入で健在を示した。コート内外で確実な存在感を見せた」と選定の理由を説明した。
大坂は2018年の全米オープン決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破って女子テニスの王座に就いた。昨年は全豪オープン、今年は全米オープンを制して3年連続でメジャー大会の優勝トロフィーを手にした。アジア国籍の選手がテニスシングルス世界ランキング1位になったのは男女合わせて大坂が初めて。
収入も大きく増えた。大坂は昨年6月から今年5月まで計3740万ドルを稼いだ。各種大会の賞金が340万ドル、スポンサーシップと広告出演料が3400万ドル。歴代女子選手を合わせて年間収入の最高額だ。その結果、5月にフォーブスが発表した女子スポーツ選手所得ランキングで1位になった。昨年まで4年連続1位だったウィリアムズを140万ドルほど上回った。