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【コラム】「コロナ政治」のせいでさらに疲れる=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.27 12:20
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もしかすると人の歴史は「スケープゴート」作りの繰り返しなのかもしれない。人は危機と災難の前にその責任を負わせるだれかを、また恨んで非難するだれかを探す。自分は間違っていないのに突然に襲った災難の恐れと恐怖を「毒気」で持ちこたえようとする自己防衛の仕組みであり、自身の無辜とくやしさを解消しようとする欲望の表現かもしれない。そのため危機と災難の峠ごとに怪談と陰謀説が大手を振るうのは、合理的に説明されない現実的苦痛と憤怒の噴出口を探す行動なのかもしれないと理解する。

新型コロナウイルス。今年1年にわたり続いている世界的な感染症という災難で怪談と陰謀説が広がるのはもしかしたら自然な「人間の過程」だ。むしろいま近づいている災難の規模で見るなら最近出回っている怪談と陰謀説の水準はそれほど最悪でもない。日本の関東大震災当時の朝鮮人大虐殺のように災難の前で理性を失った人たちが罪のない人を殺し恐怖の腹いせをした多くの歴史を踏んで来た人間史と比較すれば、ということだ。

米国にはフェイクニュースと陰謀説を組織的に生産するQアノンのような組織まである。そのため米国から出る陰謀説もゴマ粒のように多様だ。ビル・ゲイツが自身が開発したワクチンを売るためにウイルスをわざとまき散らしたとか、ワクチンに人を追跡できるマイクロチップを植え付けたというスケールが大きい怪談はあまりに大きく信じるまでもない話だ。ところがこうした非常識な陰謀説を米国人の30%近くが信じるのだ。このように人々は突発的に起きた非合理的災難の前で非合理的なことを信じてしまう傾向がある。これもまたどうしようもないことかもしれない。

災難にともなう怪談と陰謀説は仕方ないとしよう。重要なのはそれが人の性格を破壊しないように、集団狂気として発現しないように、社会的管理機能がうまく回ることだ。それは理性的な国家システムと社会指導層、知性人集団の知性的牽制と理性的呼び掛けを通じて成り立たなければならない。危機の時期にこれらは不安と恐怖心理を静めるのに力を加え、理性と合理が社会的バランスを取れるように支えることをしなければならない。不安をあおって恐怖心に火を付けるのは知性人がすべきことではない。

先週末、買い物に行きながら後を歩く主婦が熱弁を振るいながらしている話を聞いた。今回のコロナ大拡散が補欠選挙を狙った陰謀という説だった。わざわざコロナを広めるためにだれが何をし、補欠選挙に合わせて治療剤を出すだろうというなどの陰謀説。聞くほどにあきれる話だったが、彼女らは真剣だった。SNSをちょっと探してみたところ韓国のコロナ関連陰謀説の大部分は補欠選挙のような政治日程に合わされていた。

そうかと思えば文在寅(ムン・ジェイン)大統領の息子ジュンヨン氏の個人展をめぐり3段階引き上げあるいは距離確保強化関連陰謀説も提起された。3段階引き上げはジュンヨン氏の個人展が終わる23日以降にするというカロセロ研究所のコメントひとつで1人の芸術家の個人展は政治的陰謀説に巻き込まれた。

しかし落ち着いて考えてみよう。だれが自分の親の人生を代わりに生きられ、子どもの人生を代わりに生きられるか。それぞれ自分の暮らしに忙しく家族の人生まで考える余裕はないのが正常だ。各自が瞬間ごとにまじめに生きなければすぐに遅れを取り支離滅裂になるのが人生だ。それなら大統領の息子は父親の在任期間中には洞窟の中に隠れて生きなくてはならないのか。そうして遅れを取った5年をだれが補償するだろうか。

政界はあまりにも常軌を逸している。子どもと家族への攻撃でポイントをいくつか得たら今度は無差別に子どもたちを攻撃する。言葉尻を捕らえすべての家族を「世論連座制」で縛ろうとするかのように猛烈だ。子ども世代の足まで引っ張り私たちが得られるものは何か。ジュンヨン氏の場合、作家支援プログラムの支援を受けたことまで疑惑が提起される。父親が富裕層でも子どもは自立しなければならない。芸術家が芸術家支援プログラムで支援され芸術活動をすることのいったい何が問題になるのか。韓国の芸術家のうち基金の支援を受けずに活動できる若い芸術家がどれだけいるのか。

人間が人間らしいのは、いくら苦しくても文化をあきらめず、美しさを指向する意志があるからだ。今年芸術家は苦しい1年を過ごした。公演も展示会もまともに開けない。最近では私の親愛する芸術家の友人が観客なしでした演奏会や招待状を出せなかった展示会の動画をSNSに上げたりする。コロナにも屈しない彼らの勇気に自然と拍手が出てくる。苦しい時期であるほど文化的感受性を失わないことこそ人間らしさを守る自尊感と勇気だと私は考える。

悲しいのはこうした勇気をへし折って分裂を助長する先鋒に立っているのがいつでもわが国の政治エリートという、このつまらない現実だ。厳しい民生より政治的利害得失の争いにすべてを賭け、言いたい放題の政界、書き捨てても構わないようなSNSコメントまで引っ張り出して議論を拡大再生産するメディア。ワクチン確保すらもことなかれで処理し弁解に汲々とした官僚たち。社会の指導層が率先してコロナ危機を政治陰謀説に利用する国。いまは新型コロナウイルスより「コロナ政治」でもっと疲れる。どうか少しやめることはできないだろうか。

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    ヤン・ソンヒ/論説委員、中央コンテンツラボ大学評価院長
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