中ロの軍用機19機がKADIZ進入…バイデン政権発足控えて韓半島で武力示威
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.23 07:38
中国とロシアの軍用機19機が22日に大量に韓国東部海上の韓国防空識別圏(KADIZ)内に進入し合同演習を行った。バイデン米新政権の発足を控え中ロ両国が韓半島(朝鮮半島)周辺で「合同武力示威」をしたのだ。中ロ両国の軍用機が集団でKADIZに入ってきたのは昨年7月から17カ月ぶりだ。当時は両国の軍用機が無断で独島(ドクト、日本名・竹島)周辺領空まで侵犯し韓国軍が対応射撃をした。今回も韓国空軍の戦闘機が緊急投入されたが衝突はなかったと軍当局が伝えた。
合同参謀本部によると、この日H-6戦略爆撃機など中国の軍用機4機とTu-95戦略爆撃機、A-50早期警報統制機などロシアの軍用機15機が一時KADIZに進入した。スホーイ系戦闘機も多く出現した。ただ領空侵犯はなかったという。