韓国与党議員「ワクチン接種、羨むことではない…K防疫で戦略を立てるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.17 16:34
共に民主党の金成柱(キム・ソンジュ)議員が17日、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの確保が遅れているという批判に対し、「緊急事態に持ってもいないワクチンが唯一の解決策だと主張するのは、これまでよく維持してきた防疫前線を乱すだけだ」と反論した。また、金議員は「ワクチン接種を羨むのではなくK防疫に成功した自信をもとに、私たちのやり方の治療剤開発とワクチン確保戦略を立てるべきだ」と主張した。
金議員は、国会保健福祉委員会の民主党幹事兼民主党国難克服Kニューディール委員会防疫本部長を務めている。
金議員はこの日開かれた党政策調整会議で、「ワクチンは『ゲームチェンジャー』だとしても、『ゲームオーバー』ではない」とし「コロナ防疫に失敗した米国と英国がワクチンを開発し、先にワクチン接種を始めたからと言って、私たちが羨むのは正しいことか」と問い返した。また、米国と英国がワクチン開発の初期から莫大な税金を投資したという点を取り上げた。