「米国のようにしていたら疾病管理庁長は監獄に入れられていた」…韓国がワクチン戦争で負けた理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.17 07:59
英国・米国・カナダなど海外の先進国が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン接種を次々と開始する中で、韓国はワクチンのない冬を送ることになった。
国会保健福祉委員会所属の姜起潤(カン・ギユン)議員(国民の党)が入手した保健福祉部の「海外国別ワクチン確保動向内部文書」によると、米国は最大24億回分、カナダは最大1億9000万回分、英国は最大3億8000万回分、EU(欧州連合)は最大11億回分、日本は5億3000万回分を確保していることが分かった。韓国はアストラゼネカワクチン2000万回分の契約が完了した状態だ。そのうえ国内ワクチンの導入時期は早くて来年2~3月と見込まれ、「ワクチン・デバイド(格差)」を懸念する声が高まっている。新型コロナ防疫先進国として注目されてきた韓国がワクチン導入競争ではなぜこのように出遅れることになったのか追跡してみた。