米無人機、ステルス戦闘機と並んで飛行…無人戦闘機時代に前進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 13:57
米アリゾナ州ユマの米陸軍性能評価試験場(YPG)で9日(現地時間)、無人機XQ-58A「ヴァルキリー」がステルス戦闘機F-22ラプター、F-35ライトニングIIと試験飛行をしたと、米空軍が16日明らかにした。XQ-58は米国のクレイトス社が空軍と共同で開発している無人機。人工知能を搭載し、無人飛行が可能だ。昨年3月に初飛行に成功した。
9日の試験飛行の目的は、XQ-58がF-22とF-35の通信を中継するのを点検することだった。ステルス戦闘機は敵のレーダーに探知されないだけでなく、通信も敵に傍受されないよう低確率傍受(LPI)暗号データリンクを使用する。ところがF-22とF-35は暗号データリンク体系が異なり、情報を交換できない。