「病床不足は嘘、政府が確保できないだけ」ソウル大医大教授の指摘
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.15 13:33
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)再拡大傾向が深刻な状況で病床が不足しているという韓国政府のコメントは誤っているという専門家の診断が出てきた。政府が確保できていないという見解だ。ソウル大医大のキム・ユン教授は13日にもハンギョレ新聞のコラムを通じて同様の主張をした。
キム教授は15日午前、YTNラジオ『イ・ドンヒョンのニュース正面勝負』とのインタビューで「我が国に重患者病床が全体で1万床以上あるが、政府が新型コロナ重患者診療のために確保した病床は200床を少し超える程度。2%程度しかならない病床を政府が確保してコロナ患者を診療している状況」としながら「極めて一部だけを使って、患者が大規模に発生する状況に対応したところ病床が不足しているようにみえるが、実は政府が病床をまともに確保していない」と話した。