世界地方空港評価1位の日本中部空港…トヨタ出身社長が建設費20%削減(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.11 14:55
英国の航空サービス調査機関スカイトラックス(Skytrax)の空港評価はアジア勢が目立つ。今年の上位10位にシンガポールのチャンギ(1位)、日本の羽田(2位)、韓国の仁川(インチョン、4位)、香港(6位)、日本の成田(7位)、中部(8位)、関西(10位)が入った。評価は空港アクセス、清潔、施設、親切度など39項目にわたる。
チャンギ空港は2013年から8年連続で1位だ。仁川空港は2009年、2012年の1位をはじめ、トップ3の常連メンバーだったが、今年は1つ落ちた。金浦(キンポ)空港は49位で、韓国の残りの地方空港は100位以内に入っていない。日本は100位内が福岡空港(39位)を含めて5つもある。中国は上海虹橋(22位)、広州(30位)、西安(47位)など7つの空港が100位内に入った。空路を結ぶ関門の世界もアジアの時代になった。アジアの空港間の競争がさらに激しくのは明らかだ。
スカイトラックスは地方(Regional)空港トップ10の順位も発表している。首都圏の拠点空港のほか、中・近距離路線中心の空港が対象だ。愛知県常滑市の中部国際空港は今年まで6年連続で世界1位となった。2005年に開港して以降、驚くほどの躍進だ。中部空港は、2006年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で検討し始めた東南圏の新空港研究調査の一つのモデルでもある。