ワクチン接種時期、韓国ではまだ不透明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.09 08:05
新型コロナウイルス感染症のワクチンが早ければ来年2、3月に韓国に入ってくる。韓国政府は新型コロナワクチン4400万人分を確保したと8日、明らかにした。政府がワクチン契約現況を公開した日、英国は世界で初めてワクチン接種を始めた。
朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官はこの日のブリーフィングで、「アストラゼネカ2000万回分、ファイザー2000万回分、ヤンセン400万回分、モデルナ2000万回分を購買した」と述べた。ヤンセンは1回の接種、そのほかは2回の接種が必要だ。朴長官は「アストラゼネカとすでに先に購買契約をし、残りの企業も法的拘束力がある購買約款などを締結し、購買物量などを確定した」とし「2021年1-3月期(2、3月)から段階的に導入される予定」と述べた。これとは別に、政府は世界保健機関(WHO)などが主導した新型コロナワクチン供給の国際機構「COVAX」に加入し、1000万人分を確保した。
政府は優先接種対象(約3600万人)を決めて早ければ来年初めから接種を始める。高齢者、集団施設居住者、慢性疾患者など新型コロナ脆弱階層と医療スタッフ、療養施設従事者、警察、消防公務員、軍人など社会必須サービス人員が優先接種対象に入ると予想される。小児・青少年は抜けた。