「日本人の彼氏と生き別れ、カップルビザを」…韓国大統領府にあふれた「コロナ請願」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.06 09:40
日本人男性と結婚を約束した会社員Aさん。彼女は先月18日に青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国民請願掲示板に「子どものままごと遊びのような恋愛ではない。国際カップルでも会える方法を設けてほしい」という請願を上げた。社会的距離確保(ソーシャルディスタンス)の強化により日本にいる交際相手と会うのが困難になり勇気を出した。彼女は「韓日間の観光ビザ発給が難しく、日本人の交際相手と電話やビデオ通話だけで1年以上恋愛を継続している。新型コロナウイルスが続き、すぐに会えるようになるだろうという当初の予想と違い生き別れ状態が長引いている」と打ち明けた。
彼女は「ドイツでは国際カップル向けのビザ制度を実施している。韓国も1回ぐらい検討してくればと思う」と書いた。続けて「新型コロナウイルス海外流入感染者が増えかねないという心配は当然あるだろうと考える」としながらも「防疫規則を厳格に決めれば守る自信がある」と付け加えた。
国際カップルビザ制を導入した国はドイツ、フランス、カナダ、スペイン、ノルウェーなど14カ国だ。ただ交際相手であることを検証する厳しい手順を踏まなければならない。恋人関係を証明するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)公開(ドイツ)や、居住証明書、共同賃貸契約書、銀行口座内訳(フランス)を要求する形だ。