韓国ソウル、夜9時には灯り消える…2週間商店・映画館なども営業禁止に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.04 16:10
ソウル市が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大を防ぐために5日から、商店や映画館などほとんどの業種の「午後9時」以降の営業を禁止することにした。公共交通の夜間運行も縮小して市内バスは5日から、地下鉄は8日から夜9時以後の運行を30%縮小する。
ソ・チョンヒョプ市長権限代行は4日、発表文を通じて「今、ソウルは絶体絶命の危機を迎えている」とし、このような方針を明らかにした。すでに午後9時以降の運営を中断している飲食店やカフェの他にも営業中止対象を事実上すべての店舗に拡大して市民の移動を遮断するということだ。
対象はすでに午後9時以降の営業が禁止されている飲食店やカフェなどの他にも、商店や映画館、ネットカフェ、塾、読書室などが新たに含まれた。美容室やスタディカフェ、遊園地、スーパーやデパートなど一般管理施設も店を閉めなくてはならない。ソ代行は「これ以上退く場所がない」と社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)を強化した背景を明らかにした。