「コロナワクチン接種者15%発熱・悪寒…深刻な副作用なかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.04 09:01
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを開発中の海外製薬会社がすべての国に副作用に対する免責を求めたと報じられた。
では、米国製薬会社ファイザーやモデルナなど、近く接種が始まるワクチンの臨床試験の過程でどのような副作用が現れたのだろうか。これらの企業は共通して、深刻な副作用事例はなかったと発表した。現在までに報告された事例は、一部の接種者が経験した悪寒、発熱、部分的痛みなどだ。
ホワイトハウスの超高速(ワープスピード)ワクチン開発作戦の責任者、モンセフ・スラウィ博士によると、ワクチンを接種した志願者の10~15%ほどが発熱、悪寒、筋肉痛、頭痛、注射した部位が赤く腫れたり痛みが出る症状を見せた。しかし、自己免疫疾患などの長く続く副作用は、ワクチンを接種したグループでも、プラセボを接種したグループでも出なかったと述べた。