韓国中小企業31%「RCEPで韓日FTAの効果に期待」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.03 14:23
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)による日本との自由貿易協定(FTA)締結の効果について31%の中小企業が肯定的な影響を期待しているという調査結果が3日、発表された。韓国政府と経営界では先月の政府のRCEP署名後、「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)でグローバル経済と貿易が萎縮した状況で、世界最大FTAを発足させた」とし「日本と初めてFTAを締結するという側面がある」という趣旨の分析が出ている。
中小企業中央会が会員企業502社を対象とした「RCEPに関する中小企業意見調査」で、回答した企業の31.1%は「RCEPが事実上、日本とのFTAを締結する効果を出すとしたら、経営活動に肯定的な影響があると思う」と答えた。「影響がないと思う」と答えた企業は30.7%、「よく分からない」という回答は37.5%だった。「否定的な影響があるだろう」という回答の割合は0.8%だった。