韓国大統領府、法務次官を電撃任命…検察は原発捜査に逮捕状(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.03 08:41
国民の力のイ・ジョンべ政策委議長は「文大統領は尹錫悦総長除去という目標のために法務部次官を弾丸のように任命し、内容面でも江南(カンナム)住宅2軒を保有している者を任命して政府の“自己否定”人事も辞さなかった」と指摘した。
イ次官の任命は秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が1日午前、文大統領と面会して要請したという。文大統領がこれに応じてコ前次官の抗議性辞退によって支障をきたすところだった「尹総長懲戒委」は予定通りに進めることができた。次官がなくても懲戒委は開くことができるが、「ずさんな」会議という論議を呼びかねなかった。
青瓦台側は2日、イ次官が懲戒委員長は引き受けないと明らかにした。懲戒委員長は7人の懲戒委員(法務部長次官、検査2人、外部委員3人)の中で法務部長官が指定する委員が引き受けるが、秋長官はコ前次官が辞意を表明する前に委員長に指名した。青瓦台高官は「文大統領が秋長官の次官任命要求に『任命はするが、懲戒委員長はさせるな』と直接指示した」と話した。また「文大統領が手続き的正当性を害する余地があることをしないように強調したもの」とした。尹総長を辞退させることもできる懲戒委委員長を文大統領が直接任命したという負担を避けるためとみられる。