マイケル・サンデル教授「韓国人は身分上昇の壁を素直に認めている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.02 10:31
世界的ベストセラー『正義とは何か』(邦題『これからの「正義」の話をしよう:いまを生き延びるための哲学』)で韓国でも広く知られているハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、韓国人は機会の不平等を認めていて、このような考え方が改革の第一歩だと評価した。
サンデル教授は1日から4日間、国民権益委員会と国際反腐敗防止委員会(IACC)、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI、国際透明性機構)が共同主催してテレビ会議形式で行われる第19回国際反腐敗防止会議の対談者として登場する。サンデル教授は初日、「公正、正義そして共通善の話をしよう」をテーマに行われた対談で「米国人とは違い、韓国人は機会の不平等にともなう社会的上昇の壁を素直に認めている」とし「このような認識が改革の第一歩」と話した。