中国政府、金正恩ワクチン接種説とキムチ宗主国論争に…「知らない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.02 09:25
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が中国政府が提供した新型コロナワクチンを接種したという主張について、中国政府は「知らない」という立場を表した。中国外務省の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で関連の質問に対し「私はこの情報がどこからきたのか知らないし、聞いたこともない」と答えた。
これに先立ち米シンクタンクの国益研究センター(CNI)のハリー・カジアニス韓国担当局長は30日(現地時間)、匿名の日本情報当局者2人を引用し、「金委員長をはじめ、金氏一家と北朝鮮指導部内の多数の高官がこの2、3週間、中国が供給したワクチンを接種した」と主張した。ただ、金委員長が接種したという日とワクチンの種類については公開しなかった。