韓経:外国人投資家が2.4兆ウォン売った日…「株価3000行く」過去最大のベッティングした個人投資家=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.01 11:08
11月最終日の30日の証券市場はまた別の記録を打ち立てた。外国人投資家は有価証券市場で過去最大となる2兆4377億ウォン相当を売り越した。11月に1日平均数千億ウォン相当を買い越していた外国人投資家が一瞬にして急変した格好だ。この売られた株を買ったのは個人投資家だった。個人投資家は2兆2000億ウォンを超える買い越しを記録した。個人投資家の買い越しも過去最大だった。この日韓国総合株価指数(KOSPI)は1.60%下落の2591.34で取引を終えた。
この日外国人投資家を売り攻勢に導いたのは、MSCI新興市場(EM)指数の改編だった。この指数で韓国市場の割合が減るとすぐに機械的な売りがあふれた。個人投資家らは下げ相場ではなく克服可能な変数だと判断し大規模な買い攻勢に出たと分析される。
「証券市場は多くの個人投資家を乗せて上がらない」。証券業界の通説だ。個人投資家が売った後で株価が上がるのがこれまでの経験だったためだ。だが今年は少し異なる。上半期に個人投資家が上げた実績もそうで、最近の動きも証券業界の通説に反発するような雰囲気だ。KOSPIが2600まで上がったのに個人投資家が買いに集中している。KOSPIが2400の時には差益実現の動きを見せた個人投資家が2600では再び買い主体に変身した。その間に10年間のKOSPIボックス相場が突破されるという信頼が個人投資家の間で大きくなったというのが証券業界の分析だ。