パトリオット→天弓2→THAAD…韓国、北朝鮮弾道ミサイルへの「3重防御網」完成
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.26 16:34
1/4
韓国防衛事業庁は、韓国独自の技術で開発した対弾道弾迎撃システム天弓2が初めて軍に引き渡されたと26日、明らかにした。天弓2は、北朝鮮の弾道弾発射および航空機の攻撃に同時対応するために韓国の技術で開発された中距離・中高度地対空迎撃システムだ。[写真 韓国防衛事業庁]
26日、韓国防衛事業庁は今月から弾道ミサイルを迎撃する「天弓(チョングン)2」の軍への引き渡しを始めたと述べた。12日、LIGネクスワン九尾(クミ)生産本部で1号機の出荷式が開かれた後、検査手続きを経て、先週軍に引き渡された。
天弓は韓国の技術で開発した中距離及び中高度地対空迎撃システムだ。米国で開発された「パトリオット」と類似した役割を担い、「韓国型パトリオット」とも呼ばれる。軍はこれに先立ち最大40キロメートルの距離で航空機を撃墜する「天弓1」中距離地対空誘導兵器(M-SAM)を2015年から開始し、4月までに引き渡しを完了した。