SFが現実に…老化した細胞を若返らせる技術、韓国で開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.26 16:14
SF(空想科学)映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、80歳の容姿を持って生まれた子供が、時間が経つにつれ若くなることで経験する愛と別れの物語を扱っている。映画のように、赤ん坊に戻るまでは老化を遡ることはできないだろうが、老化前の若く健康な体に戻りたいという思いは人類の共通の夢だろう。
このような「逆老化」の夢に一歩近づく基礎源泉技術が韓国の研究グループによって開発された。KAISTは「バイオおよび脳工学科のチョ・グァンヒョン教授の研究チームが、システム生物学の研究を介して老化したヒト真皮線維芽細胞を正常な若い細胞に戻す逆老化の初期源泉技術を開発した」と26日、明らかにした。逆老化とは細胞を再び若い細胞の状態に戻し、老化が逆に進行する現象を指す。