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俳優ソン・ガンホ・女優キム・ミニ、NYT選定の「21世紀の最も偉大な俳優」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2020.11.26 11:20
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俳優ソン・ガンホと女優キム・ミニが米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が選定した「21世紀の最も偉大な俳優」に選ばれた。

25日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ誌は過去20年間最も偉大だった俳優・女優25人の名前とその理由を選定して発表した。この中で韓国俳優ソン・ガンホとキム・ミニが含まれた。

 
まず、キム・ミニはある評論家の評論を借りて21世紀最高の女優と説明した。特に、ホン・サンス監督のミューズとしてのキム・ミニ、パク・チャンウク監督の映画『お嬢さん』で活躍したキム・ミニの姿を好評した。

ニューヨーク・タイムズ誌は「『今は正しくあの時は間違い』でキム・ミニの絶妙にニュアンスを生かした演技が映画の中心に立つ。その後、ホン・サンス監督の作品のほとんどをキム・ミニが演じてきた。ホン・サンス監督の作品はキム・ミニの明快な表現力によって美しく描かれている」とし、「パク・チャンヌク監督の『お嬢さん』でキム・ミニは大きくなったり小さくなったりもしながら、怪物から小心者に変わる」とした。

ソン・ガンホに関してはポン・ジュノ監督のインタビューを抜粋して説明した。ポン監督はソン・ガンホについて「映画『グリーンフィッシュ』でソン・ガンホを初めて見た。演技が驚くほど現実的で監督の間で実際にチンピラという噂が立つほどだった。長い間演劇をしてきた俳優という事実を後で知った」とし、「『殺人の追憶』のシナリオを書いてソン・ガンホをキャスティングしたいと強く思った。なぜなら彼はその役割のために生まれ、この映画は彼のために作られたためだ」と話した。

また「ソン・ガンホはその都度生命を吹き込む能力がある。難しい対話や高度なカメラ作業を伴うにしても彼は円滑な方法を探すだろう。それは驚くべきことであり、これを目撃できてうれしい」と伝えながら「主人公として彼の独特さは平凡さに起因する。特に、韓国では隣で会えそうな典型的な韓国会社員の資質を投影する。そのため、『グエムル-漢江の怪物-』や『パラサイト 半地下の家族』のような映画で日常的なキャラクターとして映られる時、さらに没頭させる。ソン・ガンホは平凡さから始まり、それを独特で真似できないものに作り出す」と明らかにした。

この他にもニューヨーク・タイムズ誌が選定した21世紀最も偉大な俳優にはガエル・ガルシア・ベルナル、ソニア・ブラガ、マハーシャラ・アリ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロブ・モーガン、ウェス・ストゥディなどが選ばれた。

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