【コラム】米国政治「467」全盛時代
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.25 10:53
写真の人物の共通点は何だろうか。(1)もうご存知のように、全員米国の大統領選候補だった。ドナルド・トランプ大統領の対抗馬になるために民主党大統領選候補選挙戦で争ったエリザベス・ウォーレン上院議員、ジョー・バイデン大統領当選者、バーニー・サンダース上院議員だ。(2)全員70代だ。ウォーレン氏71歳(49年生まれ)、バイデン氏78歳(42年)、サンダース79歳(41年)、トランプ氏74歳(46年)。彼らは1940年代生まれて、ベトナム戦争という激動の60年代を経て70代に政治的全盛期を経験しているため「467世代」になる。トランプ氏とバイデン氏は大学在学でベトナム戦の徴集を数回先送りし、ウォーレン氏の兄は空軍として参戦し、その時も反戦運動をしていたサンダース氏は良心的兵役拒否を申請して拒否された。そのうち年をとっているという理由で徴兵を免除されたという。
いま米国政治は「467黄金時代」だ。米国議会の与野党指導部もだ。巧みな政治手腕を誇る共和党のミッチ・マコーネル上院院内代表は78歳、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は80歳だ。