コロナ世代の失われた1学年…学校生活の実態=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.24 11:24
韓国首都圏などでは、24日から新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大で再びソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)2段階が電撃的に実施される。年初から世界を襲った新型コロナで、韓国はもちろん、世界の人々が1年近く日常を脅かされている。中でも特に今年、小・中・高・大学に入学した新入生は「1学年」まるごとを失う危機に面している。教育部の教育統計サービスによると、今年1学年の児童生徒・学生は194万7009人で、これは全体830万2606人の23.5%にあたる。
◆オンライン教育第一世代…崩壊した公教育の犠牲者
今年、小・中・高・大学の新入生は入学式もなく以前と完全に違った環境で新しい学校生活を始めなければならなかった。オンライン教育第一世代だが、同時に公教育崩壊元年の犠牲者として記録される境遇だ。中央日報は「コロナ新入生」の学校生活像を調べるために10月14日~11月5日に小中高1年生227人と大学1年生121人を対象にアンケート調査を実施した。