藤田小百合は嘘をついていなかった…「非婚出産できる」という韓国政府の現実無視
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.19 08:51
韓国で活動中の日本出身のタレントの藤田小百合(41)が、韓国で精子の寄贈を受けるか、夫婦でなければ人工受精ができないと指摘して波紋が広がっている。違法といったが、ここに関連する法律を細部までよく見てみると違法ではないことが分かった。法で禁止していることではないが、つまり違法ではないが現実世界で非婚女性が精子の寄贈を受けて子供を産むことは不可能に近いという結論が出てきた。専門家は今回の機会に非婚女性の出産を受け入れるか、精子寄贈はどのようにするか議論を始めようと提案する。
<論争1>精子寄贈に夫の同意が必須?
精子の寄贈を受けるためには夫の同意が必須という主張が出てきた。そのため、非婚女性には夫がいないため寄贈を受けるのは不可能だということだ。だが、生命倫理および安全に関する法律第24条は少し違う。医療機関が胚(精子と卵子を受精した状態)を生成するために精子を採取する時には施術者と寄贈者の書面同意書が必要だ。施術を受けようとする女性と精子寄贈者が非婚ならば2人の同意書さえあればよい。ただし、施術女性や寄贈男性が既婚なら2人とも配偶者の同意書が必要だ。精子の寄贈を受けるために法的な障害物はない。また、配偶者の同意が絶対に必要なわけではない。