韓国社会の最大の不安、2年前の「犯罪」から今年は「疾病」に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.18 15:04
「犯罪」を最も恐れていた韓国社会が現在の最大の不安要因に「新種疾病」を選んだ。「経済的リスク」への危機感も高まった。新型コロナウイルス感染症が全国民的な悩みになっているからだ。
統計庁が18日に発表した「2020年社会調査結果」によると、韓国社会の最も大きな不安は「新種疾病」(32.8%)であることが分かった。2018年の調査で「疾病」は2.9%にすぎなかったが、29.9ポイントも増えた。
統計庁は生活の質に関する国民の関心事と主観的意識を把握するため、10の部門を半分ずつに分けて隔年で調査している。今年は家族、教育と訓練、健康、犯罪と安全、生活環境の5つの部門の調査を行った。調査は5月13-28日に実施され、全国1万9000標本世帯の満13歳以上の世帯構成員約3万8000人を対象にした。