韓経:文大統領「韓日関係改善必要だが…容易ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.12 07:56
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が11日、「強制徴用被害者の同意と合意が先決課題であることから韓日関係改善は容易ではない」と話したことがわかった。
文大統領はこの日青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で外交・安保分野の重鎮と特別補佐官らと昼食懇談会を開き、米国のバイデン政権時代を迎え韓米同盟、韓日関係、韓米朝関係などについて議論した。参加者によると、青瓦台は韓米と北東アジア外交と関連し、バイデン政権に高い期待をかけているという。この席で鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交安保特別補佐官は、「バイデン氏は同盟を重視するだけに防衛費問題などで忍耐を持って協議すれば妥結するだろう」と話したという。
ただ韓米日同盟を強調する中で文大統領は韓日関係改善に対しては苦心を示した。参加者は韓日関係を1段階進展させなければならないと指摘し、文大統領も共感したと伝えられた。ただ強制徴用は被害当事者がいる問題のため解決が容易ではなく、文大統領の苦心は深いようだと参加者は伝えた。