台湾、異例に米軍特殊部隊との合同演習認める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.11 15:33
台湾軍当局が米軍と合同演習をした事実を公式に認めた。1979年に米国と台湾が断交してから水面下で行われていた両国間の軍事交流を政府次元で明らかにしたのは今回が初めてだ。
台湾ニュースなどのメディアによると、台湾海軍司令部は9日、米海兵隊特殊部隊が台湾軍当局の招きで台湾に到着し、この日から4週間にわたり台湾南部の高雄で台湾海軍・海兵隊と訓練すると発表した。
この日の発表は台湾紙聯合報の単独報道に対し台湾海軍が内容を認める形だった。聯合報は、今回の訓練は台湾海軍が海兵隊の特殊作戦と対テロ能力を強化するために米国から8億2000万台湾ドル(約30億円)に達する特殊作戦用装備を購入したことと関連があるものと解説した。台湾海軍は今回の訓練が「台湾と米国間の日常的な軍事交流と協力訓練」と説明した。