新型コロナ治療剤開発に遅れる韓国、患者確保できずロシア遠征まで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.11 08:15
米製薬会社ファイザーが新型コロナウイルスワクチン開発にスピードを出している。これに対し韓国の製薬・バイオ企業は臨床試験に参加する患者を確保することができず、新型コロナウイルス治療剤とワクチン開発に支障をきたしている。
セルトリオンは9月に新型コロナウイルス抗体治療剤である「CT-P59」の臨床第2相試験に入った。試験人数を300人に設定したが現在は52人だけが申し込んだ。必要な人数の6分の1水準にしかならない。意味ある研究結果を出すための時間は遅れるほかない。