<米バイデン時代緊急診断>「多くの米国人が韓国人の自由ために命捧げた」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.10 11:48
次期米大統領に当選したジョー・バイデン氏は米大統領のうち就任前に板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)を2回も訪れた唯一の人物だ。2001年に上院外交委員長として、2013年12月に副大統領としてだ。2度目の訪問時に彼はJSAブリーフィング将校から「現在敵(北朝鮮軍)の状況は特異事項がなく、全般的な前方哨所(GP)の状況を報告します」という言葉で南北の対峙状況を把握した。バイデン副大統領はJSA訪問に先立ち竜山(ヨンサン)の戦争記念館に彫られた韓国戦争(朝鮮戦争)の米軍戦死者名簿で自身が知る2人の名前を見つけて敬意を示したりもした。彼は「これほど多くの米国人が韓国人の自由のために命を捧げた」と話した。
バイデン氏は大統領選戦終盤の10月末、聯合ニュースへの寄稿文で「私は孫娘フィネガンをそばに置き、非武装地帯(DMZ)で北朝鮮から100フィート(30メートル)も離れていないところ(哨所)に立っていたことを決して忘れることはできない」として7年前のDMZを振り返った。韓半島(朝鮮半島)の厳しい安保の現実を話したのだ。彼はまた「韓国は強力な同盟になってきた」と話した。血で結んだ同盟の韓国に対するバイデン氏の認識だ。