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【社説】当選の可能性高まったバイデン候補…文大統領、外交リセット準備すべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.06 09:54
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一昨日行われた第46代米国大統領選挙でジョー・バイデン民主党候補の当選の可能性が高まっている。ドナルド・トランプ大統領側が再集計要求と開票中断訴訟など不服の動きを見せているものの、開票が米国全土で完了すれば、不確実性はとりあえず相当部門解消されるだろう。

もし、バイデン候補の当選が確定した場合、米国の対外政策は「米国ファースト」を前面に掲げたトランプ大統領の一方・孤立主義から同盟と自由貿易を信奉する国際主義への回帰が予想される。大統領が実務の意見を無視して独断的に押し通す「トップダウン」外交ではなく、システムで動く「ボトムアップ」外交がバイデン政権の基調になり、トランプの突発行動に踊らされた国際情勢は予測可能な方向に変わるだろう。

 
36年間、連邦上院議員(6選)を務めたバイデン候補は12年間上院外交委員会で活躍し、委員長まで務めた外交通の政治家だ。同盟体制と多国間条約秩序を強く支持してきた。韓米同盟と韓米日の協力守護意志も堅固だ。北朝鮮の核に対しては韓米のしっかりとした共助の下、制裁と対話を並行して非核化を達成するという伝統的なアプローチを駆使するものと見られる。特にバイデン候補は先月22日、最後の大統領選挙のテレビ討論で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「悪漢(thug)」と呼び、そんな金正恩委員長と軽率に首脳会談を行ったトランプを猛攻撃した。また、自身は「核能力を縮小するという前提条件」が満たされたら金正恩委員長に会うと強調した。このような状況から見るとバイデン候補が大統領になれば、トランプ式の米朝首脳会談の「サプライズショー」の再演の可能性がほとんどない。

バイデン候補は中国に対しても強硬な立場だ。知的財産権から南シナ海・人権問題まで全方位に角を立て衝突を辞さない公算が大きい。バイデン候補は寄稿文やスピーチの中で中国に言及する際は欠かさず「同盟国の助けが必要」と強調してきた。副大統領時代の2013年にソウルを訪れた時、「米国の反対側に賭けるのは良い賭けではない」と直接的に韓国が米国の対中圧迫に賛同することを促した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の冷静な判断が切実だ。「対北朝鮮低姿勢」と「親中」を固守してきた外交路線全般を再点検し、果敢にリセットする必要がある。何よりも過去3年半の間、合同軍事演習を一度もろくにしていない韓米同盟を復元し、CVID(完全で検証可能かつ不可逆的)の原則に基づく北朝鮮の核廃棄に力を合わせなければならない。極度に悪化した韓日葛藤の和解の突破口を開く一方、米中間で二股をかける曲芸式外交から脱却し、原則と価値の基盤の上で国益を最大化する戦略的外交を駆使するタイミングだ。

このような課題に背を向け、北朝鮮を擁護し、中国の顔色を伺い、日本をバッシングしてきた既存の行動を続ければ、バイデン氏は文大統領の残りの任期の間に韓半島(朝鮮半島)問題から手を引く可能性がある。北朝鮮ではなく、韓国が米国の「戦略的忍耐(strategic patience)」の対象となる恐れがあるのだ。文大統領の任期は、1年半余り残っているだけだ。時間は、文大統領の味方ではない。

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