韓国検察総長「生きている権力の顔色をうかがわずに捜査できてこそ真の検察改革」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.04 08:30
秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が3日、またお互いを批判した。秋長官が検察改革を強調して「検察総長が検察の政治的中立を傷つけた」と先制攻撃すると、尹総長は「生きている権力を捜査できるのが真の検察改革」と真っ向から対立した。
秋長官は「カミングアウトした検事の辞表を受理しなさい」という内容の青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願の署名人員が40万人を超えると、この日午後3時ごろ立場文を発表した。彼は「検察の政治的中立はどの機関より厳重に求められる」として「その頂点にある検察総長の言動と行動がむしろ検察の政治的中立を傷つけて国民的信頼を墜落させている昨今の状況を非常に重大な問題と受け止めている」と明らかにした。「法務部長官として検察の政治的中立性の担保に対する責任を痛感している」ともした。尹総長を直接名指して強く批判したものだ。