韓国、インフルエンザワクチン接種後に83人死亡…「このうち72人は因果性とても低い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.01 09:01
今年インフルエンザワクチンを接種後に報告があった死亡事例が80人を超える中で、保健当局はこのうち72人についてワクチン接種と死亡の因果性は低いと判断した。保健当局はインフルエンザワクチン予防接種を継続させる方針だ。
疾病管理庁が31日に明らかにしたところによると、今年度のインフルエンザ予防接種を始めてからこの日午前0時までにワクチン接種後の異常反応が報告された事例は83人だ。 29日午前0時基準の72人から11人増えた。報告された死亡者83人のうち男性が46人、女性が37人だった。年齢層は70代が37人で最も多く、80代が34人、60代未満が8人、60代が4人と続いた。70代以上が71件で全死亡者の85.5%を占めた。地域別ではソウルが13人、京畿道(キョンギド)が12人、慶尚南道(キョンサンナムド)が12人の順だった。