韓国サラリーマン1人あたりの平均借金4245万ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.30 07:58
昨年、韓国の賃金勤労者1人あたりの平均貸出額が4000万ウォン(約370万円)を超えた。関連統計を作成し始めた2017年以降、初めてのことだ。韓国統計庁は29日に発表した「2019雇用行政統計賃金勤労者負債」で、昨年の賃金勤労者個人の平均貸出金額は4245万ウォンで、2018年と比較して7.1%上昇したと明らかにした。
貸出種類別にみると、前年と比較して昨年は住宅外担保貸出(15.4%)の上昇幅が大きかった。信用貸出(11.0%)も2桁増加を示したが、住宅担保貸出(-0.1%)はむしろ減少した。文在寅(ムン・ジェイン)政府に入ってから、住宅担保貸出規制が強化された影響と解釈することができる。貸出機関別に見ると、銀行(9.8%)とノンバンク(2.4%)はともに2018年と比較して増えた。