韓国経済7-9月期1.9%サプライズ成長、韓銀「V字反騰の判断は早い」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.28 09:03
2四半期連続で後退していた韓国経済が反騰に成功した。7-9月期の成長率(1.9%)が市場の予想をはるかに超えた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡大で急激に減った輸出が急に回復したおかげだ。まず最悪の区間は通過したが、まだ不安な反騰という分析に説得力が増す。
韓国銀行が27日まとめた「2020年7-9月期の実質国内総生産(GDP)」(速報値)によると、7-9月期の実質国内総生産は前四半期より1.9%増加した。4-6月期に墜落した輸出が7-9月期に劇的な回復傾向を見せたのが大きい役割を果たした。7-9月期の輸出は半導体と自動車を中心に4-6月期より15.6%増加した。前四半期に比べて増加率では1986年1ー3月期以降(18.4%)最も高かった。これに伴い、純輸出の成長寄与度も4-6月期に-4.1%ポイントから7-9月期3.7%ポイントに急騰した。設備投資も機械類と運送装備が全部増えて6.7%増加した。