EUの支持で不利になったWTO事務局長選…韓国政府「最後まで最善尽くす」
ⓒ 中央日報日本語版2020.10.27 17:00
WTO事務局長選好度調査でEUがナイジェリアのオコンジョイウェアラ候補を支持することにし、韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が不利になった。
AFP通信はEUが加盟国の意見取りまとめを終え、27日に公開的にオコンジョイウェアラ候補に対する支持を発表するだろうと報道した。WTOが19日から164の加盟国を相手に実施してきた次期事務局長選好度調査は27日に終わる。
オコンジョイウェアラ候補は16日の会見で自身を支持する国が79カ国あると主張したが、ここにEU加盟27カ国を加えると過半数を超える。ただ、事務局長選出はWTO加盟国の過半数の支持だけで終わるのではなく、全加盟国の合意を引き出す過程が残っており、韓国政府は事務局長が決定されたものではないとみている。