【コラム】2020年は韓国の人口減少元年…「ゴールデンタイム」は過ぎる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 11:43
いまや確実に下り坂に入り込んだ。後代の韓国人は2020年をどのように記憶するだろうか。人ごとに考えは違うかもしれないが少なくともひとつは明らかだ。出生児より死亡者が多くなった「人口減少の元年」という点だ。戦争や深刻な食糧不足を除き平常時に人口が減ったのは多分檀君以降初めて体験する経験だろう。
統計庁が発表した各種人口指標は「不吉な未来」がますます現実に近づいていることを明確に示す。今年は初めて年間出生数が30万人以下に下がる年だ。年間出生数が初めて30万人台に落ち込んだのは2017年だった。それからわずか3年で出生数20万人台時代が開かれた。