李健熙サムスン会長、25日午前闘病の末に死去…享年78歳
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.25 10:30
「未来志向的で挑戦的な経営でサムスンを世界的な超一流企業に成長させる」。
李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長が25日午前、持病により死去した。78歳だった。 李会長の葬儀はサムスン電子と遺族らの決定により会社葬として行う。
李会長は1987年12月1日にソウルの湖岩(ホアム)アートホールで開かれた会長就任式で「超一流企業」の夢を確かめた。当時46歳の李会長は就任と同時に「第2の創業」を宣言した。また、1993年に妻と子ども以外すべて変えろとして根本的な変革を強調した「新経営宣言」、新経営10周年となる2003年に「天才経営論」、2010年の「危機論」、就任25周年である2012年の「創造経営」に至るまで、一瞬も変化と革新を止めなかった。その結果1992年に世界初の64MDRAM開発をはじめ、サムスンは半導体、スマートフォン、テレビなどの分野で世界1位に上がった。李会長自身の就任あいさつの通り、サムスンを世界的な超一流企業に成長させたのだ。