「病気を予防すべきワクチンが死を呼ぶ毒薬になった」韓国政界で議論広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.22 11:53
インフルエンザワクチン接種した人が死亡する事例が相次いでいることに政界で議論が広がった。野党は「ワクチン接種後に死亡が確認された人が13人いるのに『接種を継続する』という当局の判断は安易だ」として攻勢に出た。
野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長は22日の党非常対策委員会で、「ただ大丈夫だという程度の話ばかりしており、実質的にワクチン生産過程、流通過程にどのような問題があるのか何の説明もない」と保健当局を批判した。「ワクチン接種と死亡との直接の因果性が確認されていない点などを考慮すると接種を中断するほどの状況ではないとの判断」という21日の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長の発表を指摘したものだ。