「平昌五輪にサイバー攻撃、北朝鮮・中国ではなくロシアの仕業」…日本も緊張
ⓒ 中央日報日本語版2020.10.20 17:45
ロシア軍の情報機関が2015~2018年に全世界を対象にサイバー攻撃を試みた事実が明らかになった。2年前の平昌(ピョンチャン)冬季五輪開幕式の途中で起きた放送システムのまひも北朝鮮ではなく彼らの仕業と明らかになった。
英国ガーディアンなどが19日に伝えたところによると、英外務省と米司法省はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の「74455部隊」が2018年2月の平昌冬季五輪とパラリンピックを目標に悪意のサイバー攻撃を加えた事実を確認したと発表した。こうした事実は英国家サイバーセキュリティセンターと米情報機関の共同作業を通じて明らかになった。
英国政府によると、ハッカーは五輪組織委員会と主要パートナー企業のコンピュータに「オリンピックデストロイヤー」という悪性コードを仕込んで攻撃した。これにより2018年2月9日の開幕式の途中でコンピュータ300台が損傷し、サーバー50台が破壊されインターネット接続が途切れた。