韓国野党議員「中央博物館の『伽耶展』、日帝植民史観を持ってきた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.20 07:40
文在寅(ムン・ジェイン)政府が100大国政課題として推進してきた伽耶史を復元するために国立中央博物館で開かれた「伽耶本姓ー剣と絃」展示が任那日本府説を認める日帝植民史観によるものという主張が提起された。
国会文化体育観光委員会所属のペ・ヒョンジン議員(国民の力)は19日、国会で行われた国立中央博物館の国政監査でこのように主張し、博物館側は事実でないと一蹴した。
ペ議員は「任那日本府説に基づいたこの展示を見て(関連)専門家の間で大騒ぎとなった」とし、「展示で問題になった伽耶の年代表をみると、『三国遺事』『三国史記』『日本書紀』などを引用したという。「書紀」とは、日本書紀のことで日本の統治を受けたという任那日本府説を裏付ける日本植民史学者の私書だ。(「私書」と表現したのは)ごまかしだ」と話した。