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韓国与党代表「靖国供物奉納、遺憾」…河村建夫氏「批判は分かるが慣例」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.19 08:39
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韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表は18日、菅義偉首相の靖国神社供物奉納に関連し、側近である日韓議員連盟の河村建夫幹事長に遺憾を表明したと明らかにした。

李氏はこの日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で河村氏と約40分間にわたって非公開の会談に臨んだ直後、記者団に会って「遺憾表明を私がした」と話した。

 
これに対して河村氏は「韓国と中国の批判はよく知っているが、安倍晋三首相から続いてきた慣例」と答えたと、李氏は伝えた。

菅首相は2012年12月官房長官就任以来、靖国神社に参拝したり供物を奉納したりすることはなかったが、17日に首相就任後初となる秋季大例祭を迎えて「真榊(まさかき)」という供物を首相名義で奉納した。

李氏はこの他にどのような懸案が話し合われたかを記者から問われると、具体的な説明の代わりに「今、韓日間の最も大きな懸案が何か皆さんもご存知なはず」としながら「それに関しては関係当局間で積極的に協議することにしよう、知恵を出し合おうということで意見が一致した」と話した。

今回の会談を控え、強制徴用被害者賠償解決法、ドイツ・ベルリン少女像撤去問題、日本の韓国に対する輸出規制措置などさまざまな懸案に対して意見交換があるだろうとみられてきた。

李氏は「時間の制約があったため、圧縮的な対話をした」とし「話をしなければならないほどの事案が7~8種類あるので、そのような部分を話した」とした。

兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長の世界貿易機関(WTO)事務局長選挙に対する支持要請に関しては「(河村氏が)日本政府(の立場)は決まっていないが、李洛淵代表からそのような要請があったということは伝えると話した」と伝えた。

一方、河村氏も李氏との会談直後、「当面の日韓関係の課題に対し、知恵を出し合って協力すべきで、政府間で話し合う機会をもっと作るべきだという考えのもと、そのような雰囲気を作ろうと話をした」と明らかにした。

「日韓首脳会談または徴用工問題に対する議論もあったか」という質問には「具体的にはしなかったが、首脳会談を通じて話すことは重要だと考えている」とし「徴用工問題の解決策をどう取りまとめるか、互いに努力しようと言った」と答えた。

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