韓国、失業者再び100万人超える…50代の正規職まで危うく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.18 10:13
9月の雇用が1年前と比較して40万件近く消えた。失業者は再び100万人を超え、働くことを断念した非経済活動人口も大きく増えた。新型コロナウイルスの感染再拡大の衝撃による影響だ。
統計庁が16日に発表した雇用動向報告書によると、9月の就業者数は2701万2000人で1年前と比較して39万2000人減った。消えた雇用数は5月の39万2000件以降で最大だ。8月に80万人台まで下がった失業者数は9月に再び100万人台に増えた。9月の失業率も3.6%で前年同月比0.5ポイント上がった。統計庁のチョン・ドンミョン社会統計局長は「失業者は20・30・40代などすべての年齢層で増え、前年同月比11万6000人増加した。非経済活動人口は在学・受講などで減少したが、休んでいる、家事などで53万2000人増えた」と説明した。
新型コロナウイルス流行当初の3~4月には非経済活動人口が増えただけで失業者は減少傾向だった。店や会社が休業したことから育児・家事・勉強などを理由に仕事をしばらく休む人が多かった。だが新型コロナウイルス危機が長期化し、彼らが失業状態に陥り始めた。再び仕事を見つけようとしても就職できない人が増えている。