日本も中国を意識…米国主導の「反ファーウェイ」ネックワークに参加見送り伝える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.17 10:16
米国が世界の通信装備・サービス市場から中国企業を排除するために推進する「クリーンネットワーク」(Clean Network)構想に対し、日本政府が参加を見送る方針を明らかにしたと、読売新聞が16日報じた。
同紙は複数の日本政府関係者を引用し、ポンペオ米国務長官が訪日中の6日、茂木敏充外相との会談でクリーンネットワーク計画への参加を要求したが、日本側は「特定の国を排除する枠組みには参加できない」として拒否する意思を表した、と伝えた。ただ、日本側は現在のクリーンネットワークに参加するのは困難だが、計画が修正されれば再検討するという意向を米国に伝えたという。
日本政府のこうした決定は、中国との政治的関係と経済的実益を考慮したものとみられる。政府高官は同紙に「米国の対中排除の枠組みに参加すれば、日本も米国とともに中国から世界貿易機関(WTO)に訴えられ、敗訴する可能性がある」と話した。