「在韓米軍規模維持」抜けた韓米声明に米下院軍事委員長「失望、懸念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.16 15:17
14日(現地時間)に米ワシントンで開催された第52回韓米定例安保協議(SCM)共同声明で「在韓米軍の現水準維持」の文言が抜けたことについて米議会などから懸念の声が出ている。
米下院軍事委員会の民主党報道官は15日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送に「今回のSCM議論が朝鮮半島駐留米軍規模に関する明確性を提供する機会にならないのは失望であり、懸念される」と述べた。米下院軍事委員会委員長が民主党所属のアダム・スミス下院議員という点で、この発言は委員長の意見を反映したものと解釈される。また、この報道官は「北朝鮮が国際安全保障の重大な脅威として残っていて、有能で持続的な抑止態勢が必要だ」とし「在韓米軍の維持に対する米国の立場が不透明だ」と指摘した。