35万1000ウォンに跳ね上がったが終値25万8000ウォンに…ビッグヒット出せなかったBigHit
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.16 09:31
公募株申込は「ビッグヒット」だったが、上場初日は「ビッグヒット」にはならなかった。ボーイズグループ防弾少年団(BTS)の所属事務所、BigHitエンターテインメントの15日、KOSPI(韓国総合株価指数)上場初日の様子だ。
開始は好調だった。BigHitの始値(開始価格)は公募価格(13万5000ウォン、約1万2400円)の2倍の27万ウォンをつけた。午前9時に株式市場が開いてすぐに上限価格(30%上昇)の35万1000ウォンに跳ね上がり、いわゆる「タサン」(公募価格の2倍+上限価格)に成功した。しかし、10分で株価が34万ウォン台に落ちると、午前11時頃には30万ウォン以下に下がった。午後には株価の下落幅が大きくなり、結局始値より4.4%減の25万8000ウォンで取引を終えた。
この日、BigHitの終値は公募価格より10万円以上高いものの、初日から「タサン」を期待していた公募株の投資家にとっては残念な水準だ。BigHitと共にことしの公募株「ビッグ3」とされるSKバイオファームは上場以来3日連続でストップ高、カカオゲームズは2日連続でストップ高を記録した。先だって5~6日にBigHitの公募株申込には投資家が預けた証拠金として58兆ウォン以上集まった。当時1億ウォンを証拠金として預けた投資家の場合は2株が割り当てられた。