韓国、新型コロナの再拡大に赤信号…首都圏高齢者・精神病院従事者16万人調査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.15 10:12
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者が続出した釜山北区万徳洞(プサン・ブック・マンドクトン)のある療養病院で職員と患者53人が感染した。この中で1人は亡くなってから陽性判定を受けた。万徳洞は9月初めから10月12日まで焼肉屋・銭湯などで23人の感染者が集団発生し、全国洞単位では初めて集合制限命令が下された所だ。
釜山市保健当局は万徳洞(マンドクトン)ヘトゥラク療養病院で13日1人、14日52人など計53人が新型肺炎に感染したと14日、明らかにした。感染者は職員11人、患者42人で、年齢別では80代29人、70代10人、60代9人、50代4人、40代1人だ。179病床規模のこの療養病院には職員99人が勤めて患者165人が入院している。保健当局はこの日、ヘトゥラク療養病院を同一集団(コホート)隔離措置した。
入院した老母が感染した娘のチェさん(62)は「3月新型コロナ以降面会が禁止された。そうするうちに7月ごろ非対面面会を許容してガラスの窓を間に置いて母を見たのが最後だった」として「その後、病院でビデオ通話をつなげてくれれば電話を一回ずつしただけでけ直接会って話したのは久しい」と話した。