李容洙さん「日本は正気取り戻していない…ベルリンの少女像撤去してはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.14 18:02
日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、「世界の良心の首都と呼べるベルリンの平和の少女像は撤去されてはならない。世界の歴史と人権問題解決の象徴である平和の少女像撤去主張は絶対ありえない」と話した。
李さんはこの日、与党「共に民主党」の梁基大(ヤン・ギデ)議員の主催により国会噴水広場で開かれた記者会見で、「被害者の恨(ハン)と悲しみであり、後世教育の心臓である少女像の撤去を主張するのは悪い行動であり歴史の罪人になること」としながらこのように明らかにした。
李さんは「ドイツも第2次世界大戦敗戦国だが日本と違い反省し誤った歴史を正すのに先頭に立った国。撤去の主張はあり得ないこと」と強調した。続けて「ドイツの少女像は韓国だけでなくオランダ、アジアの被害者のためのもので、絶対にベルリンに建てられていなければならない。日本はまだ正気を取り戻していない」と指摘した。