「市民が守り切った」…ベルリン市、「少女像」撤去命令を電撃撤回
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.14 09:22
ドイツ・ベルリン市が市内中心部に設置された「平和の少女像」の撤去命令を電撃撤回した。当初、日本の要求を受けて撤去命令を下したが、市民をはじめとする各界の反発が強くなり、ひとまずそのままにして置くことにした。
市は13日(現地時間)、報道資料を出して「議論になっていた『平和の少女像』は当面そのままにする」としながら「裁判所が(少女像に対する)評価を下すまで市はいかなる追加的決定も下さない」と明らかにした。撤去命令を中断してほしいという仮処分申請が裁判所に提起された点を受け入れて撤去を強行せず、ひとまずそのままにしておくという意味に解釈される。
市は少女像が位置するベルリン・ミッテ区のシュテファン・フォン・ダセル区長の言葉を引用して「日本側の利害関係だけでなく、コリア協議会(Korea Verband)の利害関係も反映する合意を望む」と言及した。韓日両側の話を聞いて合意点を見出すということだ。