韓国兵務庁「公正性の問題」BTS兵役特例に反対を表明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.09 09:20
ワールドスター防弾少年団(BTS)のための兵役特例が必要だという与党圏内の主張について主務部署の兵務庁が「公正と衡平にそぐわない」とし、反対の立場を明らかにした。
国会国防委員会所属の尹柱卿(ユン・ジュギョン)国民の力議員は8日、兵務庁から「大衆文化芸術分野兵役代替服務制度改善関連」資料の提出を受けた。
尹議員は「BTSに兵役の特例を出そうという盧雄来(ノ・ウンネ)共に民主党議員の主張に対する立場はどうか」と質問書を送った。兵務庁はこの日、書面回答で2019年11月21日の国政懸案点検調整会議の内容を言及しながら、「大衆文化芸術分野の芸術要員編入は、全体的な代替服務削減基調、兵役義務履行の公正性・衡平性を向上させようとする政府の基本的立場にそぐわないため検討から除外することを決定した。その決定は、今も変わらない」と答えた。兵務庁が「BTS兵役特例」問題に立場を表明したのは今回が初めてで、反対の立場を示した。