韓国外交官からセクハラにあったと主張するニュージーランド人側が韓国国会の外交部国政監査を一日前にした６日、メディアに立場文を配布した。

立場文で彼は「外交官Ａ氏を国政監査の証人に立てようとした国会議員の努力はほめるに値する」として「韓国が外交官Ａ氏の行動に対して質問し、真実を突き止めることを希望するというのは立派だ」と話した。

また、「しかし、韓国が当時の状況に対する被害者の立場を聞かなければ真実を決して分かることができないというのが問題」として「外交官Ａ氏がニュージーランドに戻ってニュージーランド法廷で自身に提起された疑惑に対して答えなければならない理由だ」と強調した。

また、立場文でセクハラを文化的違いに見過ごそうとする態度に対して「おぞましい」と反発して「このような不適切な態度は韓国の名誉を失墜させるだろう」と警告した。

彼は２０１９年５月、この事件の告訴のために先に韓国警察を訪れたが、韓国警察が「韓国の刑事制度は被害者を支援することに焦点を当てていない」という理由で被害者がニュージーランド政府に助けを求めることを助言したと明らかにした。