韓経:「日本ソフトバンクの非上場化、望んでいるのは孫会長だけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.06 09:40
日本ソフトバンクグループで、孫正義会長だけが非上場化に積極的だという主張が出てきた。ソフトバンクのある役員は5日に報じられたブルームバーグとのインタビューで「誰もがみな悪いアイデア、あるいは無用の長物だと受け止めている」と話した。
非上場化のためには莫大な資金が必要だというのが最も大きい理由だ。ブルームバーグはソフトバンクが少数株主から株式を買い取るには少なくとも1000億ドル(約10兆円)を動員しなければならないとみた。非上場化が会社外部にリークされるたびに同社の株価が急騰して株式公開買い付け(TOB)費用がかさむ問題も発生してきた。
また他の役員は、ソフトバンクが非上場会社になった場合、孫会長の衝動的な行動を監視するのは難しいだろうと懸念している。上場時代に比べて新規株主の流入が制限され、株主の統制と監視が緩む可能性もあるということだ。